【産前ケア】
女性は妊娠すると、胎児の成長でお腹が大きくなる過程で姿勢変化が起こります。姿勢が変わると、妊娠前に不調のなかった人でも、腰痛や肩こりを発症することがあります。妊娠中の姿勢変化は止めることは出来ませんが、妊娠前に歪みを整えておくことで、姿勢変化による不調を軽減させることが出来ます。また、妊娠中も安定期であれば、うつ伏せを除く調整が可能です。

【妊娠しやすい体づくり】
骨盤の歪みは血流悪化の原因となるため、子宮の機能低下に繋がり全身に影響を及ぼします。歪みを整えることは低下した機能の活性化に繋がり、婚活の第一歩になります。

【骨格の歪みは内臓を圧迫する】
骨格を段ボール箱に例えると、箱が潰れてしまうと中まで押し潰されてしまいます。臓器も部屋で分かれているわけではなく筋膜で繋がっているため、骨格が歪むと内臓を連結する筋膜が硬くなり、臓器やお腹の赤ちゃんも窮屈になってしまいます。

【産後の骨盤矯正】
女性は妊娠３ヶ月頃からリラキシルというホルモンが分泌されて、赤ちゃんが産道を通りやすくなるように関節や靭帯が緩んできます。ホルモン分泌が止まるのは自然分娩よりも帝王切開の方が遅いとされています。その間は骨盤が不安定になり歪みやすいため、腰痛や恥骨痛が出やすくなるのです。

【恥骨結合離開】
赤ちゃんが産道を通る時に恥骨が赤ちゃんの頭で左右に広がってしまうことで起こります。症状が強い痛みを伴うことがあっても、多くの場合は痛みが消えるまで経過観察になります。産後の骨盤矯正をお勧めいたします。

✅産後骨盤矯正のタイミング
骨盤矯正を始める時期は出産１ヵ月後の検診後に開始して５カ月間を目安とします。回数は骨盤の歪み方などで個人差がありますが、平均して１カ月に１回です。尚、靭帯が緩く支持性が弱い方は６ヵ月という期間に関係なく、定期的に矯正することをお勧めします。
関節や靭帯が元に戻るのは産後６か月程かかり、６ヵ月を過ぎると体型の戻りも個人差が出やすくなるので、それまでの間に産後ケアを始めるとよいでしょう。

✅産後の体型戻し
出産後に体型が戻らないというお悩みを抱えている人は少なくありません。今まで着ていた服が着れなくなると、新たに買いなおす無駄な出費が発生します。通常、体型が戻るには産後6ヶ月以内です。
最初の３ヶ月間は身体の回復と育児に慣れる期間。その後３ヶ月で体型戻しを始めるのが理想です。以下の３つを意識しましょう：

①リラキシルホルモンの影響
骨盤の歪みで仙腸関節の動きが悪くなると筋力が低下し脂肪が蓄積しやすくなります。矯正で整えてから運動を始めましょう。

②栄養過多
結婚後、ご主人の好みに合わせた食生活により、脂肪分や糖分の摂取量が増加する場合があります。カロリー早見表などを活用し、栄養管理を意識しましょう。

③妊娠で伸びたお腹のたるみ
急激な体重増加により妊娠線や腹直筋離開が生じることがあります。自宅での対処法として、仰向けで膝を立てて頭を持ち上げ、腹式呼吸を行いながらお腹の中央「白線」に優しく刺激を与えるトレーニングが効果的です。

✅更年期障害
更年期は閉経前後の5〜10年間に該当し、産後も同様の症状が出ることがあります。ホルモンの急激な変化によるもので、精神面では不安・抑うつ、身体面では腰痛・肩こり・疲労感などが出ます。
特に産後の不調が、更年期に強く出る傾向があります。日頃の姿勢に注意し、体の負担を減らすことが大切です。

✅育児中の不調
赤ちゃんを抱く姿勢が繰り返されることで、首・肩・腕・腰などに大きな負担がかかります。さらに育児による見えないストレスも積み重なり、体は疲れ切ってしまいます。

定期的なメンテナンスで歪みを取り除き、自律神経や骨格バランスを整えましょう。

【こんなお悩みに】
小顔矯正、骨盤矯正、猫背、巻肩、産後の骨盤矯正、更年期ケア、Ｏ脚、生理痛、冷え性などの、女性特有の諸症状もご相談ください。

※効果には個人差がございます。まずは週１回の頻度で３ヶ月を目安に始めてみてください。

【産前・産後の骨盤矯正】
出産による骨盤のゆるみや全身の歪みを整えることで、腰痛・肩こり・体型の崩れなどを根本からケア。
産後の骨盤矯正は、骨盤だけでなく全身を調整することでバランスが整い、施術の頻度も最小限に抑えられます。

施術は、産後の1ヶ月検診を終えた頃から半年以内の開始が理想的です。
また、育児による抱っこや授乳姿勢の負担にも着目し、子育て中の体のケアやセルフケアのアドバイスも含めてサポートします。

妊娠中はお腹に負担をかけない安全な体勢で行い、腰痛やむくみの緩和など、快適なマタニティライフを応援します。