🚶♂️歩くと足がしびれる。でも少し休めばまた歩ける?
高齢の方に多いこの症状。
「少し歩くと足が痛む。でも休むとまた歩ける」
その正体は——脊柱管狭窄症による間欠性跛行かもしれない。
💥原因は“背骨の中”の渋滞
脊柱管狭窄症とは、背骨の内側を通る神経が狭まり、神経が圧迫されてしまう状態。
原因は、加齢や姿勢の崩れ、腰への負担の蓄積。
腰椎が変形して、神経の通り道が“狭く”なる。
特徴は、「身体を丸めると楽になる」こと。
水道ホースのように、体を反るとホースが折れ曲がり、神経が圧迫される。
逆に体を丸めると、ホースが開いて神経が通りやすくなるイメージです。
⚠️似た症状だけど“別の病気”の場合もある
実は、同じように「歩くと足が痛い」症状でも、
**閉塞性動脈硬化症(ASO)**という“血管の病気”がある。
違いはここ👇
症状 | 楽になる姿勢 | 主な原因 |
---|---|---|
脊柱管狭窄症 | 前かがみで楽 | 神経の圧迫 |
閉塞性動脈硬化症 | 休むだけで楽 | 血流の不足 |
この違いを知っておくことが大切です。
⚡「狭窄症と診断された人」も要注意!
脊柱管狭窄症と診断を受けている人でも、
血管の病気を見落としてしまうことがある。
特に、症状が進行して間欠性跛行が出てきたら、
「これは狭窄症のせい」と思い込まず、
血管の検査を受けておくことが重要です。
🧘♀️痛みや痺れ=必ず狭窄症とは限らない
「脊柱管狭窄症」と言われても、
痛みや痺れの原因が“本当に狭窄によるもの”とは限らない。
背骨や骨盤の歪みで神経にストレスがかかっているケースも多く、
姿勢や関節の調整で改善することもよくある。
関節の詰まりを取り除き、神経や血流の通り道を広げていく。
そうすることで「歩くと痛い」が徐々に緩和していくのです。
🏁まとめ|見分けて、整えて、動ける身体へ
- 前かがみで楽 → 脊柱管狭窄症の可能性
- 姿勢に関係なく、休めば楽 → 血管系の問題の可能性
焦らず、自分の身体の“サイン”を見極めよう。
歪みを整えて神経と血流の通り道を広げれば、
まだまだ自分の足でしっかり歩ける身体を取り戻せます。
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