「ケガの痛みと関節の痛みは違う!」
捻挫や打撲などのケガをしたときに最初にやるべきこと――それは 冷却・固定・安静・挙上。
これは応急処置の基本だ。
ただし昔と違い、今では「安静にして治るのを待つ」だけでは逆効果になることもある。
長い安静は 筋力低下や関節の拘縮 を招き、治った後に動きが悪くなる原因となるのだ。
もちろん、ケガをした部位を無理に動かすのはNG。
だが、患部とその周辺を必要以上に動かさないと 関節や筋肉が固まり、癒着が進んでしまう。
特に関節の拘縮は2カ月を超えると「元に戻らない」とも言われている。
しかも関節は連動するため、ひとつの関節が固まると 他の関節まで動きが悪くなる連鎖 が起きてしまう。
だからこそ重要なのは――「早期からの関節機能回復」。
ケガが治ったあとも続く痛みの正体は、骨や靭帯ではなく「関節や筋肉の動きの悪さ」にあることが多い。
今のうちから関節を守る行動を始めよう。
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