パンツの丈が“左右で違う”あなたへ。
パンツの裾を合わせようとした時、
「ん? 左右で長さが違う?」
そんな経験はないだろうか。
実はこれ、ただの“気のせい”ではない。
脚の長さは、誰でも見た目上の差が出る可能性があるのだ。
時々、長い方に合わせてくださいと来る人もいるが、それは無理というもの!
脚長差には2種類ある。戻るものと戻らないもの。
脚の長さが違って見える理由は、大きく2つ。
●構造的脚長差(矯正では戻らない)
先天性・変形・手術歴など
骨そのものに要因があるケース。
●機能的脚長差(矯正で戻ることが多い)
・背骨の歪み
・骨盤の傾き
・筋肉の左右差
これらが原因で“見た目上”脚の長さが変わる現象。
放置期間が長くなるほど戻りにくいのは、
筋肉・関節がその歪みのまま固まってしまうからだ。
脚長差は放置すると、身体に連鎖的な負担を生む。
脚長差を甘く見てはいけない。
●片側だけ疲れやすい
●骨盤が前後に傾きやすい
●腰痛・股関節痛が出る
●代謝が低下する
●肩こりや首の張りまで波及する
脚のズレは、全身の“支柱”をゆがませる引き金となる。
だからこそ、違和感があるなら早めのケアが重要なのだ。
日常でできる脚長差ケア3つ
脚長差の8割は“戻る余地がある”。
その確率をさらに高めるために、今日からできる改善法をまとめた。
①四股立ちから膝を床につける(左右10回)
腰〜股関節の捻れをリセット。
②横向き脇腹ストレッチ(左右30秒)
骨盤の引き上げ/下制の左右差を整える。
③応急処置:脚組み・横座りをしたら“逆側”で相殺
悪習慣のリセットスイッチとして有効。
脚長差は、“気づいた瞬間”が改善のスタートだ。








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