気圧に負ける体か、コントロールする体か。
― 3人に1人が悩む“天気痛”の正体とは?**
雨が近づくと頭が重い。季節の変わり目に腰が痛む。
――これ、あなたの体が弱いわけではありません。
3人に1人が「気圧の変化」で体調を崩すと言われています。
その背景にあるのが、
・血管の拡張と神経の圧迫
・体内の水分バランスの乱れ
・自律神経のコントロール不全
の3つ。
気圧の変化に体は敏感です。
南風が入って気温が上がると、副交感神経が優位になり、血管が拡張。
→ ズキズキする片頭痛が誘発されます。
逆に、低気圧が抜けて北風に変わると交感神経が優位に。
血管が収縮し、筋肉が硬くなる。
→ 緊張性頭痛・肩こり・腰痛が出やすくなるわけです。
さらに頭痛には「ストレス性」もあり、これは交感神経が強い人に出やすい。
寒い季節は交感神経が高まりやすいので、悪化しやすい時期でもあります。
■ 気圧だけじゃない。“体質”を作るのはあなたの性格。
・副交感神経が優位になりやすい人 → おっとりタイプ
・交感神経が優位になりやすい人 → いつも動き回っている忙しいタイプ
気圧と体調が連動しやすいのは、こういう「自律神経のクセ」が関係します。
副交感神経が強い人
→ 気温上昇・天候悪化・低気圧で不調が出やすい
→ “交感神経を少し上げる生活”が良い。(軽い運動・散歩など)
交感神経が過剰な人
→ 活動しすぎることで疲労が蓄積し、自律神経全体がダウン
→ 気圧に関係なく不調が出やすくなる
→ “血流を改善するケア”が必要(ストレッチ・深呼吸・入浴)
天気は変えられない。
けれど 自律神経の受け皿は変えられる。
体を整えることで、天気痛は十分に軽減できます。








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