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患部に原因が見つからない理由

首の痛み 腰痛 股関節の痛み 膝の痛み

こんにちは 渡邊英司です。 患部に原因が見つからない理由。 それは、原因が患部以外にあるためです。 転んだり、ぶつけたりすれば、原因はハッキリしていますが、身に覚えのない痛みだと、病院の検査で異常がみつからない事のが多くあります。これは、原因がないのではなく、見つけられないのです。 怪我や炎症などを除くと、痛みの多くは動いた時に現れます。しかし、レントゲン検査は、痛みの出ない静止した状態で写します。原因を探すには、疼痛が現れる動きを再現する必要があります。 人の動きは前後屈、左右側屈、左右回旋の六通りで出来ています。複雑な動きは、それらが複合して可能となります。そのため、それぞれの動きに分ける事で、どの動きが悪いかがわかります。 例えば、前屈動作がいかないのであれば、それに関連する箇所を疑い、機能障害が起きているかを検査します。また、痛みが瞬間的か、持続的かによって、筋肉なのか、関節なのかも推測できます。これらの様々な情報を得る事で、日常での体の使い方から動きの癖がわかるのです。 多くの場合、機能障害が起きている箇所は、自分で動く分には痛みを感じません。これは、痛みを感じるまで動かないからです。その代わり、他動的に動かしたり、押圧すると痛みを感じる事が多くあります。 逆に、機能障害の起きていない箇所は、動きの少ない関節を庇うために、過度な負担がかかります。 それが、関節および、その周辺組織に負担を与えて、痛みを発症するのです。 痛みは患部だけを見ても見つかりません。原因は患部以外にあるからです! …

痛みがある時の運動

首の痛み 肩の痛み 肘の痛み 背中の痛み 腰痛 股関節の痛み 膝の痛み 足の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 身体の痛みがある時は、運動をしても大丈夫なのか? こればかりは、ケースバイケースで、凄く痛ければ、動きたくても動けないし、大したことがないのに休むのも良くありません。 痛みの種類や程度の問題になるので、以下を参考にして下さい。 腰痛を例にした3つのケース ① ぎっくり腰【大半が怪我】 ぎっくり腰の大半は筋膜損傷になります。発症直後が軽くても、時間の経過とともに悪化していく事が多々あります。最近、新たに分かったのは、発症してピークが過ぎた後は日常程度の動きはした方が回復が早いとされています。 ② 部活動で起きやすい腰痛【多くは筋肉痛】 学生の部活動で多い腰痛は筋肉痛です。特に試合前は筋肉痛が回復しない状態で、運動を続けるため、悪化して筋肉のダメージが蓄積する事があります。そういった無理がかえってパフォーマンス低下になる事もあるので、慎重な判断が必要です。 ③ 慢性痛【負担の蓄積】 一部位に集中して負担がかかる事で起こります。痛みがあるから動かないでいれば筋力低下が起きてしまいます。かといって、ただ動いても、さらに負担が蓄積するだけです。正しい、身体の使い方を覚えてからの運動が必要です。 以上の事からも、動かして良いケースと、動かしてはいけないケースに分ける事で、事後の対応は異なりますが、長期に続いている痛みの改善には動かす事が大切です。但し、自己判断は悪化の原因となるので、専門知識のある方に相談して下さい。お近くの方は、お気軽にご相談下さい。 …

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