骨格ケアセンターの渡邊英司です。


今日は、痛みと脳が密接に関係しているお話です。

痛みと長年付き合っている人は、そこだけに意識が向くようになります。

見方を換えると、そこに意識が向いているために、改善しにくいとも言えるのです。


例えば、神経が過敏に反応してしまうと動く事が不安になります。

身体は動かさなければ硬くなる。

動かさない箇所は筋力低下や柔軟性を失なう。

こういった悪循環に陥るわけです。


負のループを断ち切るには、逆の手順で脳に伝達する事です。

患者さんに不安を与えない。

痛みを与えない様に徐々に関節可動域を広げる。

ちょっと動いて痛かったものが、ここまで動かせるようになったという喜びを与えるのです。

その積み重ねで、小さな変化が、やがては大きな変化になるのです。