「慢性痛」タグの記事一覧

カラダのコップ

姿勢 骨格や骨盤の歪み 自律神経

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 今日は偶然見た動画に感銘したと同時に考えさせられましたので紹介します。 参照元:イミシン Facebook 動画に流れる文章を読んだので全文は覚えていません。 ある精神科医がストレス管理の仕方をコップの水に例えたスピーチです。彼女は水の入ったコップを手に持ち歩き始めました。 受講者の誰もが「もう半分しかない」「まだ半分ある」の質問を予想しました。 ところが、このコップはどのくらいの重さだと思いますか?と尋ねたのです。 さまざまな答えが飛び交いました。 重さは重要ではありません。 水の入ったコップをどれくらい持つかによって重さが変わってきます。 例えば、1分持っていても問題ありませんが、1時間持っていたなら腕が痛くなるでしょう。 1日持ち続けたら、腕が痺れて感覚も麻痺してきます。 コップの重さは変わりませんが、長く持てば持つほど、重く感じていくのです。 ストレスや心配事も、このコップの水に似ています。 抱えているのが少しの間であれば何も起こりません。 もう少し長い間抱えていると、そのことに痛みを感じてきます。 四六時中抱えていれば、やがて人は無力感に襲われ、何もやる気が起こらなくなります。コップを下に置くのを忘れないでください。 身体が受けるストレスも全く同じです。 身体が歪んで姿勢が崩れてしまうと、過度な筋緊張が起こり、痛みや違和感に繋がります。 長期に負担が蓄積すれば、それが慢性になり、頭から離れなくなり、痛みに敏感になり心にも影響してしまいます。 身体のコップも下に置いて下さい。 …

5人に1人は慢性痛で苦しんでいる

関節痛 腰痛 自律神経

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 慢性痛に悩む人の数は、全国に2700万人と言われています。その数は、5人に1人と推定されていていますが、高齢化が進んでいる今では、それ以上の数だと思います。 そして、そのうちの7割の人が痛みを我慢しているのが現状です。 その背景には、時間的、経済的な問題もありますが、最も多いのは、改善への取り組みがない事しないです。 一生に一度は経験するといわれる腰痛を例にすると、実際に器質的な疾患がある人は僅か15%ほどで、それ以外は関節機能障害やストレスによるものです。 仮に、器質的な疾患があり、手術などで取り除いても消えない疼痛があるとしたら、それは関節機能障害か精神的なストレスが原因かも知れません。 特に家庭内や仕事上の悩みを抱えている人は、常にストレスにさらされているため、筋肉の緊張が高まりやすくなります。筋緊張が高まれば、血行障害が起きたり、力が抜けなくなるなど、目に見えない症状が起こります。ストレスの原因を施術で取り除く事はできませんが、身体に出ている症状の改善が悪化予防や、二次障害予防になるはずです。 …

体の痛みを理解しよう!

関節痛 自律神経

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 痛みは、体が発する信号です。 痛みには、ありふれた痛みから、命に係わる重大な病気を知らせる痛みもあります。 乾燥肌の人が痛みに敏感なように、痛みの感じ方には個人差があるので、痛みの度合いは本人にしかわかりません。 しかし、どんな痛みも、長く続けば、精神面に影響が出たり、痛みを庇って余計な力が入るために、体の負担になる事だけは間違いありません。 痛みの原因には、神経、骨、筋肉、関節、皮膚、内蔵、炎症、心因性のものまで、数多くあります。 疾患があれば医療検査で見つかるものが多いですが、原因が見つからない場合は、意外とありふれた原因という事があります。 また、異常が見つからなくて安心する人もいれば、逆に不安になる人もいます。 例えば、心因性の痛みは、原因が特定しにくいものです。 その場合は、体の症状を緩和するだけでも、不安が取り除かれる事も理解しておきましょう。 …

スポーツ整体

原因不明の痛み 痛みで整形外科に通う人の85%以上に異常が見つからないといわれてます。アメリカの整形外科医のメンネル氏は、痛みで訪れる患者の最も多い原因は関節機能障害といってます。関節機能障害とは病名ではなく、何かしらの原因で関節に引っかかりが起きて自由な動きが制限されることです。   体はなぜ歪んでしまうのか? 人には利き手、利き足があり、動作に得手不得手があります。日常で使う道具も、それらを基準に作られているため、使い方に慣れるにしたがって※機能分化が進んでいきます。普段使う筋肉は得意な動作側が発達するので、骨に付着している強い筋肉に引っぱられて関節のズレや捻じれが生じていきます。 筋肉の使わな過ぎも歪みの原因 歪みは骨格を支え合う筋肉のアンバランスが原因となるため、過度な筋肉の発達がなくても、使わない筋肉が衰えれば、カラダは歪んでしまうのです。また、骨格を支えているのは筋肉だけではなく、靭帯が関節を繋ぐ重要な役目をしています。その靭帯も使わなければ衰えて弾力を失ってしまうのです。 楽な姿勢がカラダを歪ませる   デスクワークをしている人や、ソファーにくつろいでいる時など、つい楽な姿勢をして背中や腰が丸まってしまう事があります。それらは、姿勢を維持する筋力を低下させてしまいます。背中を丸めた猫背姿勢は背面の筋肉が伸びて、前面の筋肉が硬くなるため、長期に続くと、背筋を伸ばそうとしても腰が反るだけになります。また、ソファーなどにもたれかかる姿勢は座面が平らだと、腰が丸まり、骨盤が後傾する歪みが起こりやすくなるため、腰の不調をかかえている方は使用する家具の配置なども考えなければなりません。 ※筋力低下の目安安静状態が1週間続くと、筋力は20%ほど低下し、回復には1カ月かかります。1ヵ月間、安静にした場合は筋力の80%が低下してしまうため、高齢者は自力で立ち上がることも困難になるのです。楽な姿勢は、裏返せば筋力を使わない事になり、身体を支える機能をも低下させてしまうのです。 脊柱側湾症   側湾症には、機能性、先天性、疾患性、突発性の4タイプがあり、そのうちの80%は原因不明の突発性側湾症で、思春期の女子が80%以上を占めています。発症すると側弯の進行度に応じて、経過観察か装具で進行を抑える方法がとられますが、病態によっては手術をしなければいけなくなります。小中学生の時に行うモアレ検査で引っかかる中には、機能性の側弯症で筋力左右差や不良姿勢などが原因のものも含まれています。また、側弯症は思春期の女子や、急激に身長が伸びる時期に発症する事が多いのですが、検査のなかった年代や、定期的に検査の行われていない年代の人は成人してから側弯が見つかるケースもあります。 機能性の側弯症は、日常生活の中で誰もが起こりえる歪みなので、定期的にメンテナンスしていれば問題ありませんが、突発性側弯症の人が機能性の側弯と重なると、不調が出やすくなったり、経過観察中に重度の側弯になる可能性もあります。 痛みの二次障害 全身には200個の関節があり、それぞれが連動して自由な動きを可能としています。1つでも動きの悪い関節があると、それを庇うために、正常な関節や周囲組織にもダメージが広がります。二次障害が起こると、最初に現れた痛みは庇われる事で軽減しますが、関節の引っかかりは増えていくので早期の対処が大切になります。   痛みの原因は負担の蓄積   痛みには、怪我や病気などの器質的なものと、原因が見つかりにくい機能的なものがあります。機能的な痛みが見つけにくいのは、患部ではなく患部以外の関節に問題が起きているケースです。人が活動している限り、関節には常に負担がかかり続けます。金属板を繰り返し折り曲げていると折れてしまうように、関節も繰り返し負担がかかり続けることでダメージが蓄積していき、関節周囲の筋肉や靭帯などにも影響が出てしまうのです。 脱水が関節痛の原因になる? 人のカラダは体重の50~70%が水分です。カラダの水分が不足すると熱中症、脳梗塞、心筋梗塞などが誘発されてしまう事はご存じだと思います。 それ以外にも、脱水状態になることで筋肉の収縮が悪くなり、カラダが硬くなります。 筋肉は関節をまたいでるので、筋肉の働きが悪くなれば、関節の動きが制限されてしまい、関節の引っかかりや拘縮が起きてしまいます。 高齢者に足腰の悩みをかかえる人が多いのも、加齢とともに減少する体内の水分量が関係しているからなのです。     腰痛 腰痛には急性痛と慢性痛があります。腰痛といっても、その数は一つではありません。タイプ別に分けると、前屈時に痛みが出るものがあります。椎間板ヘルニアは前屈時の痛みが強く出て、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症などは後屈時に痛みが強く出ます。 いずれも、突然発症するわけではなく、腰にかかる負担の蓄積といえるでしょう。 ぎっくり腰 急性腰痛の代表的なものは、ぎっくり腰ですが、そのうちの大半は筋膜損傷(怪我)と思われます。もちろん、筋膜損傷以外のものもありますが、その数は僅かしかないと考えられます。ぎっくり腰は重いものを持ち上げた時になるイメージがありますが、発症者の7~8割は洗顔姿勢や、寝起き(※寝違えを含む)などの普段の日常動作で発症しています。発症する時期が夏や冬に多い事からも、脱水による筋収縮の機能低下が関係すると考えられます。筋膜損傷の場合は、発症から改善までにかかる期間は順調にいけば1週間程です。痛みは発症当日よりも翌日がピークになります。また発症時に軽くても、時間の経過で痛みが強くなる事が多いので、発症後はすぐに冷却、安静、固定を心掛けましょう。 慢性腰痛 腰の痛みが3ヶ月以上続くものを慢性腰痛といいます。痛みの要因には、肉体的なものから精神的なものまで様々ですが、いずれの場合も日常での姿勢が関係している事は間違いありません。姿勢が崩れると、本来は負担のかからない箇所に過度な筋緊張が起こり、筋肉や関節に疲労が蓄積していくからです。また、腰が悪いと思っていたら、本当の原因は連動する首という事も少なくありません。 背中の痛み 背中の痛みは、筋肉の過緊張や胸椎の機能障害によるものが多くあります。 胸椎は背中を丸めた姿勢などで機能障害が起こりやすい箇所です。 …

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