施術後に、身体に現れる反応や変化。 初めて受けられる方には、興味深い所だと思います。 過去に施術を受けられた方々を例にして、反応や変化をまとめてみたいと思います。 まず、関節を調整する際は、自動運動と他動運動の範囲内で、注意深く行う事で、事故を起こさない事を最優先しています。 関節可動域を見ていく場合、ニュートラル地点から、どちら側に可動性が亢進しているか、あるいは減少しているかなどの機能障害を確認します。 基本的には、全身の調整をしますが、実際の調整が行われるのは、機能障害が起きている箇所です。 わかりやすく言うと、動きの悪い箇所には動きを付けますが、動かして、正常に動く箇所は検査にとどまるという事です。 動きの悪い箇所が、正常に動くと、正常な箇所は動き過ぎなくて済みます。 そうなると、運動リズムが正常になるため関節可動域が広がります。 こういった変化は、その場で実感して頂きますが、全ての箇所をその都度、確認してもらうのは大変ですから、部分的に確認して頂いてます。 また、これは、手順を変えるだけで、反応が変わるので、決められた順序がないため、個々の状態で変えていきます。 次に、施術後、数時間しての変化についてを以下にまとめます。 ①施術後、痛みや違和感が、ただちに消失するケース 1回の施術で、症状が消失するケースの大半は、一時的な機能障害が取り除かれた事が考えられますので、同じ施術を繰り返す事が有効です。 ②施術後、症状が一時的に増幅して、2~3日後に症状が消失するケース 一時的な機能障害が取り除かれた事で、関節可動域が広がり、使われていなかった、筋腱が動く事で生じた運動痛が起きる事がある。 特に、運動の苦手な人や、水分摂取量の少ない人に多い。 ③症状が現れたり、消えたりを繰り返すケース 一時的な機能障害が、他にも連鎖して、二次障害になっている場合に多いケースで、改善に向かう途中経過とも考えられます。 回復過程は、山や谷を繰り返して、徐々に、改善されます。 ④違う箇所に症状が現れるケース 一次障害を庇う事で、二次障害へと連鎖した場合に起こり得ます。 こういったケースでは、痛みを庇う事で、最初の症状が消失してしまい、新たに現れた二次障害が消えた事で、最初に現れた、一次障害へと、逆の手順で戻る事がありますので、改善パターンとしては、現在起きている、二次障害を取り除いた後、一次障害を取り除きます。 ⑤施術後はいいが、すぐに再発するケース 筋力左右差が強すぎるアスリートや、同じ動作や姿勢を繰り返す方に多いケースです。 症状が一時的に取り除かれても、元の生活習慣によって、一次障害が取り除けない事が原因となりますから、フォーム改善や生活習慣の見直しが必要です。 以上の事などが考えられますが、場合によっては、施術中や術後すぐの反応がなくても、数日したら、いつの間にか、症状が消失していたという事も少なくありません。 いずれにしても、1回で結果を出そうとしないで、少なくとも5~7回の施術で反応を見ていただく事です。 …