「運動能力向上」の記事一覧

関節可動域の維持

関節痛 スポーツ障害 運動能力向上

関節を動かさないでいると、可動域は狭くなってしまいます。 スポーツをしている方なら、運動を長く休止していると、関節可動域が狭くなり、筋力や柔軟性が著しく低下する事は、多くの方が経験しているはずです。 短期間の休止であれば、すぐに回復させる事が可能ですが、何年も運動から遠ざかっていれば、元通りに回復させる事は困難になります。 関節可動域の改善には、ストレッチが、一般的な方法ですが、急激な筋の伸長は、関節や軟部組織に負担をかけてしまう事があります。 筋や関節に拘縮が起きている状態でのストレッチは、拘縮箇所以外の筋が伸長されてしまい、機能していない箇所は、動かないまま残ってしまうからです。 こういったストレッチを続けていると、過剰に伸びた筋が損傷してしまう事も考えられます。 関節可動域を回復される手段は、自動運動だけではありません。 他動的に動かす事で、長期間の失われた可動域を回復させる事が出来ます。 全身の関節を他動的に動かしてあげる事で、自動運動を複数回したと同等の効果が得られるからです。…

関節可動域と運動能力の関係

スポーツ障害 運動能力向上

関節可動域調整法の効果の一つに運動能力の向上があります。 施術を受けた殆どの人が、その場で柔軟性や筋力の向上効果が実感できたと思います。 しかし、それだけでは運動能力の向上までは実感できないと思うので、その理由を説明します。 理由その1 関節可動域左右差 関節可動域左右差は筋力左右差などで起こります。 誰にでも、利き手があるので、若干の左右差は当然ありますし、逆に運動能力が向上した結果とも言えます。 しかし、過剰な左右差が起きると、筋収縮活動が偏り、関節可動制限が起こります。 これは、関節や筋の損傷の原因になるだけでなく、コントロールやキレも悪くなります。 理由その2 運動連鎖障害 背骨には24個の骨があり、関節一つ一つは小さくしか動かなくても、全てが連動すれば大きな動きが可能になります。 この関節運動が妨げられると、体幹を使った捻転動作に支障が出て、一部の関節だけに負担をかける事になり、慢性痛の原因や、運動能力が低下して、最大パフォーマンスが発揮できなくなるのです。   関節可動域は、日常生活レベルの運動だと減少してしまいます。 学生時代と比べると、社会人になってから、急に体が硬くなった人も少なくないはずです。 これは、体育や部活動がなくなり、体を動かす機会が減ったためです。 そして、中年期になると、加齢とともに体の硬くなるスピードが早く感じるはずです。 運動をしなくなると、筋活動の減少で筋力低下が起こり、同時に、関節可動域も減少していきます。 体は、動かさなければ退化していくのです! 関節可動域は広ければ良いのではなく、狭くなり過ぎたり、過剰な左右差が出る事が問題なのです。 これからスポーツを始める人や、久しぶりに復帰する人は、関節を整えた後で行えば、よりスポーツを楽しむことが出来、怪我などのアクシデントから身を守る事になるのです。…

運動前のストレッチでパフォーマンスが低下?

スポーツ障害 運動能力向上

近年の研究データではストレッチングをすると筋力の発揮を低下させてしまうという結果がでています。 一昔前なら、運動前の準備運動にストレッチングをするのが当たり前でしたが、この結果が出た事で、ストレッチングをやらなくなった人も多いのではないでしょうか? これは、ストレッチングをしなくてよいという意味ではないのです! 人の体は姿勢を保つだけでも筋力が必要なので、筋は緊張しています。 僅かな緊張であっても長く続けば、徐々に筋緊張が高まっていき身体は硬くなります。  身体が硬いまま運動をすると、関節可動域が狭いために、スムーズな動きが出来ません。また、急にダイナミックな動きをすれば怪我のリスクも高まります。  それらを防ぐ意味でもストレッチングは必要なのです。  しかし、ストレッチングをすれば良いという事とも違います。 ストレッチングには『静的』なものと『動的』なものがあり、目的に応じて使い分けなければならないのです。 ●静的ストレッチング スタティックストレッチング 主にクールダウンで使われる方法で、柔軟性の向上や、筋肉にたまった老廃物を排出する効果があります。ゆっくりと数秒間伸ばしたまま静止するストレッチで、安全面でも怪我のリスクは少ないですが、体を温めてからやれば、より安全で効果が出やすくなります。  しかし、このストレッチを競技前に入念にやると、筋が弛緩し過ぎてパフォーマンスが低下する事があります。 特に筋力を必要とするパワー系競技をする人は注意が必要です。 これとよく似たストレッチングですが、第三者の補助を受けて、より関節可動域を広げるパッシブストレッチング(他動的ストレッチング)というのがありますが、筋にかかる力が大きくなる分、危険性も高まるので、補助者の加減で効果に差が出ます。 ●動的ストレッチング ウオームアップを10分ほど行うと、関節可動域が広がり、筋力を低下させずに、筋力発揮速度が上がる事がわかっています。(※Rosenbaumら、1995)。 これは、筋活動とストレッチを合わせる事で、筋の循環や筋温が上昇する事が関連していると考えられています。 バリスティック・ストレッチング 主にウォームアップで使われるストレッチですが、反動や、素早い振りの勢いを利用して関節可動域を広げるので、近年では危険性の高いストレッチングとされています。 その理由としては、筋が伸びた状態で適応させる時間がないまま、伸長反射を繰り返すと筋硬直が起きる可能性があるからです。 ダイナミック・ストレッチ 主にウォームアップで使われるストレッチですが、バリスティックストレッチと見た目は似ていますが、バリスティックが強引なのに対して、ダイナミックは関節可動域を無理に超えさせないという違いがあります。 これ以外にも、アイソメトリックストレッチングやPNFストレッチングがあり、当院ではPNFを応用していますが、実際にはPNFとは似て否なるものです。 ●PNFストレッチング PNFストレッチングの正式名称は固有受容性神経筋側通法といって、リハビリの目的で開発されました。 ストレッチしたい部位の伸長と収縮をかねた高度なストレッチで柔軟性と筋力UPを同時にかなえる効果があり、アスリートやファッションモデルにも人気のストレッチングです。 このように、ストレッチングで得られる効果は、柔軟性に限られているわけではありません。  関節可動域が狭ければ、怪我の原因にもなりますが、広いから怪我をしない事にもなりません。  関節を支える靭帯や筋が緩ければ、怪我の原因になるし、慢性障害にもなりやすいのです。 ストレッチングがパフォーマンスに影響するのは間違いないですが、筋の柔軟性だけで関節可動域が広がるのではありません。 関節に拘縮が起きていれば、動きが連動しないため、ストレッチ効果が引き出せなくなるのです。 当院の施術を受けた方ならわかると思いますが、ストレッチをしたわけではないのに、柔軟性に変化が出たはずです。  筋肉は関節をまたいでいるので、関節の拘縮を取除いて、筋の捻じれがなくなってからストレッチをした方が、より安全に確実に柔軟性が高まり、関節可動範囲内でゆとりをもって動けるようになるのです。…

一流のアスリートを真似る

スポーツ障害 運動能力向上

世の中には、人間離れした才能をもって生まれてくる人もいますが、多くの場合は人の倍以上の努力を積み重ねてきた人達です。 一般の人達の目には、テレビに出てくる有名な人しか見えていませんが、日の目を浴びない、隠れた逸材がいる事も事実です。 そういった、隠れた『本物』は、自らが向上する事しか興味がなかったり、チャンスに恵まれなくて表舞台に立てないでいる人もいます。また、せっかく夢がかなっても、実力が『停滞』したり、体の『故障』でリタイヤする人もいます。  こういった事がなぜ起きるのか? どうすれば防げるのか? そのヒントは一流のアスリートから真似る事です。 私は整体という仕事を通じて、数多くのアスリートと接する機会があるので、それぞれの考え方や体の使い方についても意見を交わしますが、そのうちのいくつかをまとめてみます。 優秀なアスリートは、土壇場でも相手のミスを願わないが、実力のないアスリートは相手のミスを願う。  相手が上手くやれば、それ以上に上手くやればいいのですが、実力が互角以下だと、相手のミスを願いがちになります。 言い方を換えると、自らの実力が下という事を潜在意識に植え付けてしまう事になるのです。 誰だって強い人より、弱い人と戦った方が勝率が上がりますが、それでは強くなれないのです。 優秀なアスリートは、運動学の基本に忠実である。  例えば、運動学では、体幹の力を手足に伝達する運動連鎖によって強力な力が生まれる事が常識です。優秀なアスリートの中には、独特で個性的な動きをする人もいますが、基本に忠実な人が多い事には驚かされます。 これは、基本を理解しているから出来得る事で、基本動作を自分なりに応用しているのだと思います。  基本を知らない人は、上手い人のうわべだけを真似ているのです。  各スポーツには、それぞれの基本がありますが、基本とは体の使い方です。 基本が理解できれば、タイミングや角度などを変えて自分の動きにする事が出来るようになります。 要は、エネルギー効率と体の負担を最小限にしながら、パフォーマンスを向上させれば良いのです。 途中でリタイヤしてしまう人の多くは、他人よりセンスが良くて、コーチや監督からフォームの修正をされて来なかった人に多くいます。 これは、基本を疎かにした結果が招いたスポーツ障害といえないでしょうか? 今は、間違った運動を根性でやらされる時代ではないのだから、体の故障は減らす事が出来ます。 それでも、スポーツは健康体操とは違うので、一方向に偏った動作を繰り返すものが大半です。  どんなに基本に忠実でも、無理をすれば壊れる事もあります。 耐性だけは個々の体で異なるので、他人が大丈夫だから自分も平気とはいかないのです。 スポーツを続ける限りは、定期的なメンテナンスも運動能力向上の一つなのです!…

硬い体を柔軟にするには

スポーツ障害 運動能力向上

体の硬い人と、柔らかい人では、運動時の可動範囲に大きな差が出るため、同じ運動をやらせても、柔軟性のある人が普通に出来る事が、硬い人には全く出来ない事もあります。 特に、体の硬い人は足を高く上げる動作が苦手で、無理して上げようとすれば、バランスを崩してしまいます。  体の柔軟性の違いは、先天的なものもありますが、関節可動域の差です。  関節可動域を広げるにはストレッチが有効ですが、拘縮が進行している関節には効果がなかったり、頑張っても出来ない部位があります。 こういった個別の椎間関節の動きを回復させるのは『手技による矯正』しかありません。 例えば、24個の背骨を繋ぐ椎間関節は可動範囲が狭くて、硬くなりやすい部位ですが、この椎間関節の一つ一つを意識的にストレッチする事が出来ないので曖昧になってしまうのです。  体幹の関節の動きが悪ければ、運動連鎖が妨げられてしまうために、体にも様々な影響が現われるし、スポーツをする方であれば、運動能力の低下やスポーツ障害の原因に繋がる事もあるのです。  言い方を換えると、体幹の関節可動域を手技で広げてから、ストレッチを併用した方が、より柔軟性が高まるのです。…

運動能力向上のメカニズム

運動能力向上

一般的には運動神経の善し悪しは生まれつきと思われています。 天性の素質をもって生まれてくる人がいるのは間違いないですが、全体的には、環境や訓練といった後天的なものが運動能力の高さを決めると言われています。 自分に適した種目、場所、良いコーチ、正しい身体の使い方などの条件が揃っていれば、運動能力はみるみる向上するはずなのです。 しかし、一年を通じて、コンディションを一定に保つ事は出来ません。日常動作はもちろん、より大きく動かなければならないスポーツ動作には疲労や怪我がつきものだからです。 正常なスポーツ動作では、反動動作、運動連鎖、捻転動作をする事になります。 例えば、遠くにボールを投げる動作は、ボールを投げる前の反動動作を作り、体幹を捻転させながら⇒肩⇒肘⇒手首⇒指先へと連動させてボールが手から離れます。しかし、筋疲労や怪我の完治後などは、筋緊張や関節に拘縮が起きている事が多く、筋出力低下や運動連鎖が妨げられて、正しい動きが出来ないのです。 筋力や持久力はトレーニングで少しずつ高められますが、それらも、関節の拘縮を解き、可動域を広げれば、より筋や神経への働きが広がります。 しかし、スポーツ動作は、関節が正常に動かなければ、軌道がズレてしまい、思った方向に力が出なくなります。 正しい動作を習得するには運動連鎖の正常化が不可欠なのです!  …

スポーツ動作を瞬時に変えてしまう関節可動域調整法!

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神経が筋肉を動かし、筋肉が骨を動かす・・・これが運動です。 そして、最後に動く、骨と骨を繋いでいるのが関節です。 関節に不具合が起きると、関節摩擦が増大して、滑りが悪くなったり、ズレによる片減りや変形に繋がります。また、筋肉の捻じれなどを誘発して、思った方向に力が出なくなる事もあります。 これをスポーツに当てはめると キレがなくなる コントロールが悪くなる スピードが出ない 筋力低下 柔軟性低下 違う方向に力が向いてしまう 怪我をしやすくなる といった事が起こり、運動能力は低下してしまいます。   これらの予防には、ストレッチをしたり、左右の筋力差が出過ぎない様に、利き手と反対の運動をしたり、日常姿勢などにも気を付けなければいけませんが、一旦硬くなった関節に対して、ストレッチだけだと不十分です。 なぜなら、背骨のように24個の骨が積み重なってる関節を、一つ一つストレッチさせる事は自分では出来ないからです。 全ての運動には対角螺旋の動きが必要で、それには背骨の動きが重要です。 ラケットやクラブを振る動作、ボールを投げたり蹴ったりする動作も、対角螺旋運動が妨げられる事で、手打ちになり、肩や肘に負担がかかるのです。 以上の事から、運動能力を高めるには、使われていない機能を引きだす事が近道なのです。…

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