「スポーツ障害」の記事一覧(2 / 2ページ目)

腰を捻じり過ぎていませんか?

腰痛 股関節痛 スポーツ障害

スポーツをする人なら、監督やコーチから、腰を回転させろといわれた事があると思います。 そして、その度に、力いっぱい腰を捻っていませんか? 腰の回転は、腰でやると思っている人がいますが、腰は、もともと回転しない構造なのです。 例えば、立ったまま後に振り向く動作をするとします。  その時、胸椎は35度、腰椎は僅か5度しか動きません。 それ以外は頚椎と股関節が補っています。 その事から、腰を無理やり捻じる動作は、腰椎に負担をかけてしまうという事です。 体幹の回旋運動は、主に『胸椎』と『股関節』がやっているのです。 これらは複合して動くために『腰が回転して見えるだけ』なのです。 逆に考えると、腰が回転して見えないという人は、胸椎か股関節、あるいは、その両方の動きが悪くて、腰が回って見えないのかも知れません。 もし、そうであるなら、胸椎や股関節の動きを正常にすれば、腰にかかる負担が減る事に繋がるのです。 また、もともと、柔軟性がある人の場合だと、胸椎と股関節を動かさなくても捻転が大きくて腰が回転して見える人もいます。 しかし、そういう人であっても、腰に負担がかかる事には間違いないので、体の使い方は修正しなくてはいけません。 過剰な捻り過ぎは、腰椎の支持性を低下させて慢性腰痛に繋がるのです。 これらを改善するには、胸椎や股関節に問題があるのか、体の使い方の問題なのか、あるいは両方なのかを見極める事が大切なのです。…

筋力左右差による弊害

身体の歪み スポーツ障害

日常動作もそうですが、特にスポーツをする人は、筋バランスが崩れやすくなります。 筋バランスが崩れる事で現れる弊害には以下のものがあります。 ① 骨格の歪み(痛み・違和感・疲労・見た目に影響他) ② 筋出力の低下 ③ 柔軟性の低下 ④ 筋肉、関節の拘縮 実際には、上記以外の問題も生じます。 筋力左右差の原因には、得意動作などで使いやすい筋の使用頻度が増える事で、あまり使わない筋が、さらに使わなくなるといった事があるためです。 筋力左右差が強くなるほど、筋のアンバランスで代償動作が誘発されるので、放置すればするほど二次障害へと繋がります。 ただ、筋力左右差があっても、痛みや違和感がなければ、異変に気づく事がないので、知らないうちに運動能力が低下していたり、上達が妨げられている事のが多いのです。 筋の不均衡を改善するには、動きの悪い関節を他動的に動かして、自動運動に支障が出ない状態にするしかありません。 放置期間が長いと、異常な状態を脳が正常と判断してしまいます。 それに伴って、正常な状態に整えた時に違和感を感じる事があるかも知れませんが、徐々に最適化していきます。…

運動前のストレッチでパフォーマンスが低下?

スポーツ障害 運動能力向上

近年の研究データではストレッチングをすると筋力の発揮を低下させてしまうという結果がでています。 一昔前なら、運動前の準備運動にストレッチングをするのが当たり前でしたが、この結果が出た事で、ストレッチングをやらなくなった人も多いのではないでしょうか? これは、ストレッチングをしなくてよいという意味ではないのです! 人の体は姿勢を保つだけでも筋力が必要なので、筋は緊張しています。 僅かな緊張であっても長く続けば、徐々に筋緊張が高まっていき身体は硬くなります。  身体が硬いまま運動をすると、関節可動域が狭いために、スムーズな動きが出来ません。また、急にダイナミックな動きをすれば怪我のリスクも高まります。  それらを防ぐ意味でもストレッチングは必要なのです。  しかし、ストレッチングをすれば良いという事とも違います。 ストレッチングには『静的』なものと『動的』なものがあり、目的に応じて使い分けなければならないのです。 ●静的ストレッチング スタティックストレッチング 主にクールダウンで使われる方法で、柔軟性の向上や、筋肉にたまった老廃物を排出する効果があります。ゆっくりと数秒間伸ばしたまま静止するストレッチで、安全面でも怪我のリスクは少ないですが、体を温めてからやれば、より安全で効果が出やすくなります。  しかし、このストレッチを競技前に入念にやると、筋が弛緩し過ぎてパフォーマンスが低下する事があります。 特に筋力を必要とするパワー系競技をする人は注意が必要です。 これとよく似たストレッチングですが、第三者の補助を受けて、より関節可動域を広げるパッシブストレッチング(他動的ストレッチング)というのがありますが、筋にかかる力が大きくなる分、危険性も高まるので、補助者の加減で効果に差が出ます。 ●動的ストレッチング ウオームアップを10分ほど行うと、関節可動域が広がり、筋力を低下させずに、筋力発揮速度が上がる事がわかっています。(※Rosenbaumら、1995)。 これは、筋活動とストレッチを合わせる事で、筋の循環や筋温が上昇する事が関連していると考えられています。 バリスティック・ストレッチング 主にウォームアップで使われるストレッチですが、反動や、素早い振りの勢いを利用して関節可動域を広げるので、近年では危険性の高いストレッチングとされています。 その理由としては、筋が伸びた状態で適応させる時間がないまま、伸長反射を繰り返すと筋硬直が起きる可能性があるからです。 ダイナミック・ストレッチ 主にウォームアップで使われるストレッチですが、バリスティックストレッチと見た目は似ていますが、バリスティックが強引なのに対して、ダイナミックは関節可動域を無理に超えさせないという違いがあります。 これ以外にも、アイソメトリックストレッチングやPNFストレッチングがあり、当院ではPNFを応用していますが、実際にはPNFとは似て否なるものです。 ●PNFストレッチング PNFストレッチングの正式名称は固有受容性神経筋側通法といって、リハビリの目的で開発されました。 ストレッチしたい部位の伸長と収縮をかねた高度なストレッチで柔軟性と筋力UPを同時にかなえる効果があり、アスリートやファッションモデルにも人気のストレッチングです。 このように、ストレッチングで得られる効果は、柔軟性に限られているわけではありません。  関節可動域が狭ければ、怪我の原因にもなりますが、広いから怪我をしない事にもなりません。  関節を支える靭帯や筋が緩ければ、怪我の原因になるし、慢性障害にもなりやすいのです。 ストレッチングがパフォーマンスに影響するのは間違いないですが、筋の柔軟性だけで関節可動域が広がるのではありません。 関節に拘縮が起きていれば、動きが連動しないため、ストレッチ効果が引き出せなくなるのです。 当院の施術を受けた方ならわかると思いますが、ストレッチをしたわけではないのに、柔軟性に変化が出たはずです。  筋肉は関節をまたいでいるので、関節の拘縮を取除いて、筋の捻じれがなくなってからストレッチをした方が、より安全に確実に柔軟性が高まり、関節可動範囲内でゆとりをもって動けるようになるのです。…

テニス肘の予防と対策

肘・手首の痛み スポーツ障害

テニス肘の事を、別名で上腕骨外側上顆炎といいます。  主な原因は、テニスプレーヤーであれば、ボールを打つ時の衝撃が、繰り返し肘に伝わった事による負担の蓄積ですなのですが、テニスをしない人でも、手首をよく使ったり、重いものを持つ職業の人には起こり得る障害です。 症状としては、ものを持ち上げる動作で、親指側の肘に痛みが出ます。 一般的な治療は保存療法で、湿布や局部注射、ストレッチなどが行われていますが、それでは根本改善にはならずに、痛みが消えても再発を繰り返す事になります。 根本的な対策は、肘にかかる負担を減らす事が重要です。 過去の症例では、テニス肘を発症する人の多くは、肩甲骨周囲の硬さが目立ちました。 また、テニスプレーヤーの場合だと、一般の人よりもダイナミックな動きが要求されるので、股関節や脊椎の硬さなどが影響して、体幹から手脚に繋げる運動連鎖が不十分な事も考えられます。  これらは、関節の拘縮を取除く事で可動域が広がるので、正しい身体の使い方に変える事で、肘にかかる負担が分散して、予防と対策が同時に期待できます。…

一流のアスリートを真似る

スポーツ障害 運動能力向上

世の中には、人間離れした才能をもって生まれてくる人もいますが、多くの場合は人の倍以上の努力を積み重ねてきた人達です。 一般の人達の目には、テレビに出てくる有名な人しか見えていませんが、日の目を浴びない、隠れた逸材がいる事も事実です。 そういった、隠れた『本物』は、自らが向上する事しか興味がなかったり、チャンスに恵まれなくて表舞台に立てないでいる人もいます。また、せっかく夢がかなっても、実力が『停滞』したり、体の『故障』でリタイヤする人もいます。  こういった事がなぜ起きるのか? どうすれば防げるのか? そのヒントは一流のアスリートから真似る事です。 私は整体という仕事を通じて、数多くのアスリートと接する機会があるので、それぞれの考え方や体の使い方についても意見を交わしますが、そのうちのいくつかをまとめてみます。 優秀なアスリートは、土壇場でも相手のミスを願わないが、実力のないアスリートは相手のミスを願う。  相手が上手くやれば、それ以上に上手くやればいいのですが、実力が互角以下だと、相手のミスを願いがちになります。 言い方を換えると、自らの実力が下という事を潜在意識に植え付けてしまう事になるのです。 誰だって強い人より、弱い人と戦った方が勝率が上がりますが、それでは強くなれないのです。 優秀なアスリートは、運動学の基本に忠実である。  例えば、運動学では、体幹の力を手足に伝達する運動連鎖によって強力な力が生まれる事が常識です。優秀なアスリートの中には、独特で個性的な動きをする人もいますが、基本に忠実な人が多い事には驚かされます。 これは、基本を理解しているから出来得る事で、基本動作を自分なりに応用しているのだと思います。  基本を知らない人は、上手い人のうわべだけを真似ているのです。  各スポーツには、それぞれの基本がありますが、基本とは体の使い方です。 基本が理解できれば、タイミングや角度などを変えて自分の動きにする事が出来るようになります。 要は、エネルギー効率と体の負担を最小限にしながら、パフォーマンスを向上させれば良いのです。 途中でリタイヤしてしまう人の多くは、他人よりセンスが良くて、コーチや監督からフォームの修正をされて来なかった人に多くいます。 これは、基本を疎かにした結果が招いたスポーツ障害といえないでしょうか? 今は、間違った運動を根性でやらされる時代ではないのだから、体の故障は減らす事が出来ます。 それでも、スポーツは健康体操とは違うので、一方向に偏った動作を繰り返すものが大半です。  どんなに基本に忠実でも、無理をすれば壊れる事もあります。 耐性だけは個々の体で異なるので、他人が大丈夫だから自分も平気とはいかないのです。 スポーツを続ける限りは、定期的なメンテナンスも運動能力向上の一つなのです!…

硬い体を柔軟にするには

スポーツ障害 運動能力向上

体の硬い人と、柔らかい人では、運動時の可動範囲に大きな差が出るため、同じ運動をやらせても、柔軟性のある人が普通に出来る事が、硬い人には全く出来ない事もあります。 特に、体の硬い人は足を高く上げる動作が苦手で、無理して上げようとすれば、バランスを崩してしまいます。  体の柔軟性の違いは、先天的なものもありますが、関節可動域の差です。  関節可動域を広げるにはストレッチが有効ですが、拘縮が進行している関節には効果がなかったり、頑張っても出来ない部位があります。 こういった個別の椎間関節の動きを回復させるのは『手技による矯正』しかありません。 例えば、24個の背骨を繋ぐ椎間関節は可動範囲が狭くて、硬くなりやすい部位ですが、この椎間関節の一つ一つを意識的にストレッチする事が出来ないので曖昧になってしまうのです。  体幹の関節の動きが悪ければ、運動連鎖が妨げられてしまうために、体にも様々な影響が現われるし、スポーツをする方であれば、運動能力の低下やスポーツ障害の原因に繋がる事もあるのです。  言い方を換えると、体幹の関節可動域を手技で広げてから、ストレッチを併用した方が、より柔軟性が高まるのです。…

関節の衝撃緩和機能

膝痛 姿勢 スポーツ障害

人が活動している時間は、重力によって垂直方向の力がかかります。その為、人には衝撃を緩和する機能が備わっているのです。  直立姿勢だと、足底アーチ、膝、股関節、脊椎の弯曲などが、それであり、さらに関節の遊びで弾力を保っています。 しかし、こういった機能が常に維持される事はなく、加齢、動き過ぎ、運動不足などで失われてしまう事があるのです。 衝撃吸収機能が低下している時は気を付けなければいけない動作があります。 例えば、高齢者の場合は、骨粗しょう症や筋力低下が起きている事が多いため、椅子に腰かける時は、ちゃんと座れるかを確認してからでなければ危険です。  高齢者は膝や股関節の屈曲動作を支える筋力がなくなっている事が多く、椅子が滑ったりすると、そのまま勢いよく尻もちをついてしまうため、脊椎圧迫骨折を起こしてしまうからです。 また、ランニングやマラソンをする方の場合は、疲労が蓄積している時の下り坂は気を付ける必要があります。  下り坂が登りより足腰に負担がかかる事はご存知と思いますが、下り坂は、踵からの着地時に膝が伸びているので、地面の突き上げが脊椎に負担を増やしてしまうためです。もちろん、下りに限らずフォームが悪ければ平坦な道も同様です。 脊椎の負担は、全身に影響する事もお忘れなく! …

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