免疫力UPの生活習慣

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コロナ禍での長い自粛生活がようやく終わるかと思っていたら、次はインフルエンザが流行っています。これも、免疫力が低下しているせいかも知れません。 免疫力を高めるには、体を冷やさない、栄養、睡眠、よく笑い楽観的に生きる、適度な運動などが重要ですが、その中でも、多くの人が該当するのは、自粛生活による運動不足かも知れません。 運動をしている人としていない人を比較すると、運動をしていない人は、癌、鬱病、認知症などのリスクが高くなります。 もちろん、運動量にもよりますが、スポーツクラブやジムで筋トレを週に2~3回やっている人は、心血管疾患や癌、糖尿病のリスクが低くなると言われています。また、ウォーキングも関節にかかる負担が少ない運動なので、足腰に痛みがなければ、毎日60分を目安に歩くようにすると、健康維持や痩身効果にも期待できます。 …

歯ぎしり・食いしばり

首の痛み 肩こり・首こり

歯ぎしりや食いしばりの原因の多くはストレスといわれています。食いしばりが続くと慢性的になり、頬っぺの内側を噛んだり、首肩のこりが続いてしまいます。 また、歯の詰め物が取れやすくなったり、頬の筋肉の緊張で、顔が大きく見えてしまいます。 ストレス以外の原因では枕が合わないという人もいます。合うものがなくて、オーダーしたという話も聞きますが、それで改善したという話はあまり聞きません。これは、オーダー枕が悪いのではなく、首や肩のコリが酷い時に、枕を合わせているからだと思います。首が悪い状態では、首の可動域が狭くなっていて、頚椎の弯曲が歪んでいるはずです。 その状態で枕合わせをすれば、悪い形に合わせた枕が出来上がってしまいます。それだと、せっかくのオーダーが無駄になるだけです。順番としては首の緊張を取除いてから枕合わせをするべきなのです。また、歯ぎしりや食いしばりの強い人は、高めの枕よりも低めの方が症状を軽減します。なぜかというと頭部が持ち上がると、顎を引いた状態になり、顎に力が入ってしまうからです。花粉症などで鼻詰まりがある人や、寝ながらスマホや読書をする人は、姿勢にも気を付けましょう。 …

低気圧不調と慢性不調!

肩こり・首こり 自律神経

低気圧など、気圧の変化で、何かしらの不調が出る人は3人に1人と言われています。 低気圧不調の原因となるのは、血管拡張による神経圧迫、自律神経の乱れ、水分バランスの乱れなどがあります。 例えば、南からの温かい風で気温が上がると、体が温度上昇に対応しようとして副交感神経が活発になるため、血管が拡張してズキズキした片頭痛が起きやすくなります。 逆に、低気圧が去ると、北風で気温が下がり、交感神経が活発になって、血管の収縮で血流が悪化するため、体が過緊張したり緊張性の頭痛が起こりやすくなるのです。 頭痛の場合でいうと、他にもストレス性の頭痛があり、交感神経の活発な人に起こりやすく、寒さで交感神経が活発になる事で症状が悪化します。今年は気温の変化が激しいので、例年よりも、体のハリや頭痛が悪化するかも知れませんので、体を冷やさないようにしましょう。 ここまでは、気圧の変化による不調でしたが、気圧意外にはどんな原因があるのか?交感神経や副交感神経のいずれかが活発に働く原因に性格が関係しています。 副交感神経が活発な人は、おっとりしている人に多いとされていて、低気圧の通過する時や、天気の悪い日、気温が上昇する日に副交感神経が活発になって症状が悪化しやすくなります。その場合は交感神経が優位に働くように、運動を心掛けると良いのです。また、普段から活動量の多すぎる人は、疲労が慢性になり交感神経と副交感神経の両方の働きが低下するため、気圧と関係なく不調が出やすくなるので、血流改善に向けたケアを心掛けましょう。 …

寒くなると調子が悪くなる原因

自律神経

寒くなると、体調が崩れたり、体の痛みが出やすくなります。その原因の多くは、体の冷えが関係しています。 体が冷えると、循環不良になるため、自律神経が乱れやすくなるからです。 自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、自分の意志とは無関係に働き続けています。寝ている間も心臓を動かしたり、体温調整をしているのも自律神経のおかげですが、このバランスが乱れてしまうと、体には様々な影響が出てしまいます。 例えば、胃痛、胸やけ、便秘、下痢などの症状が出たり、過呼吸、息苦しさ、動悸、不整脈、めまい、不眠、手足のシビレといった症状が出る事もあります。 もちろん、自律神経が乱れる原因は寒さだけとは限りませんが、人間関係や仕事などでストレスを抱えている人が、寒さがきっかけで悪化する事もあります。いずれにしても要因を減らす事が、自律神経を整える事に繋がります。その手始めとして生活習慣を見直しましょう。 生活習慣は次の5つで構成されているので、出来る事から改善しましょう。 ①栄養不足 ②睡眠不足 ③仕事(過労・人間関係) ④学業(受験・いじめ) ⑤運動不足 上記のうち、④は家族や周囲の人の協力が必要なので、異変に気付いてあげる事です。そして、落ち着いた音楽を聴いたり、半身浴や強張った身体をほぐしてリラックスする事も大切です。 …

痛みは消える!

関節痛

日常生活で、仕事や家事に支障をもたらす原因の一つが、カラダの痛みで、日本人のおよそ8割の人が悩んでいるとされています。 頭痛を例に挙げると4人に1人とされ、女性の生理痛だと、約4割の人が悩んでいます。ところが、そのうちの7割の人が我慢しているか対処方がわからないといいます。 病気や怪我の場合でも、原因が明らかなものと、原因不明とされるものがあり、中には、明らかにされている病気や怪我が完治しても、消えない痛みに苦しんでいる人は少なくありません。 急性痛の場合、発症してすぐに症状が現れますが、その過程で症状が変化することがあります。 発症から数日経つと回復期に入りますが、機能が回復しても合併症のリスクがあります。 回復期を超えるあたりから一安心しますが、ここで気を緩めて不規則な生活習慣に戻してしまうと、再発しやすくなります。 今年の夏は、例年より暑さが厳しいためか、ぎっくり腰を発症する人が増えています。 ぎっくり腰の原因は様々ありますが、中でも骨格の歪みや、歪みや過度な筋疲労、筋力低下などによる筋力左右差と脱水による筋肉の異常が大きく関係しています。 そのため、ぎっくり腰の大半は筋膜損傷を伴うケースが多くあります。 ぎっくり腰を発症すると激痛で、その場から動けなくなることもあれば、時間と共に痛みが強くなるケースがあります。 通常は痛みのピークが発症から24時間後に来ますが、特に寝起きはカラダが硬くなっているため、翌朝が辛いはずです。 筋膜が傷つくと、改善には、順調でも1週間かかります。無理をして仕事やスポーツを続けたり、最初の処置を誤れば、2週間以上引きずるケースも少なくありません。また、椎間板ヘルニア、分離症、すべり症といった疾患を抱えているの場合、ぎっくり腰をきっかけに、疾患をより悪化させてしまう事もあります。 いずれにしても、発症後は適切な処置を行う事。さらには、睡眠、栄養など、正しい生活習慣を心掛けながら、要因を取除けば、消えない痛みはありません。 …

脱水と関節痛

関節痛

今年の夏は平年よりも高い猛暑になりました。 猛暑というと熱中症に気を付けなければいけないのですが、突然起こる関節痛も無関係ではないのです。 人のカラダは60%以上が水分です。水分量は年齢で異なり、赤ちゃんが70~80%、成人男性が60%、成人女性55%、高齢者だと50~55%程とされています。これらの平均値は水分摂取量の少ない人だと、さらに少ないと思った方がよいかも知れません。 近年の猛暑続きだと、炎天下での仕事やスポーツは、1時間に1リットル以上の汗をかくことがあります。 水分摂取量は体重1キロ当たりで35mlなので、体重60キロなら2.1リットル必要です。そのため、毎日2リットル以上の水分摂取が推奨されていますが、炎天下で汗をかく人は、2リットルでは追いつくはずがないのです。また、冷房の利いたところで仕事をしている人でも、入浴や睡眠中には汗をかきます。あまり汗をかかない人でも利尿作用のある飲料ばかりを好んだり、下痢をしやすい人は、知らぬ間に脱水になっている事もあるのです。 脱水による症状は様々ですが、カラダの痛みが脱水と関係している事は珍しくないのです。 例えば、ぎっくり腰、寝違え、こむら返り、頭痛、手のこわばり、手足のシビレ、筋肉痛、関節痛・・・これらは、どの季節でも起こり得る事ですが、これらの症状の出る人の多くが脱水気味なのです。その原因の多くは筋肉の収縮が正常でないために起こります。 水分は筋肉に蓄えられて各器官に分配されます。水分が不足すると筋肉の収縮が悪くなり、筋肉の収縮が悪くなることで、関節が拘縮し、同時に血液循環や神経の働きも妨げられます。その影響が上記、症状で現れるのです。 脱水の初期症状では、背伸びした時にふくらはぎが攣ったりしますので、信号が出たら、大事に至る前に水分摂取を心掛けましょう。 …

長引く五十肩 原因と対策

肩の痛み

四十肩や五十肩の正式名称は肩関節周囲炎と言い、関節と周辺組織が加齢で炎症が生じて、痛みや肩関節を包む膜(関節包)の癒着による肥厚で関節の体積が減り、肩が硬くなってしまいます。 発症から改善にかかる期間は平均でも一年以上というものが多く、痛みが消えても関節可動域が減少する後遺症が残るケースが大半です。何年も改善しないケースの場合だと、五十肩とよく似た症状の腱板断裂や石炭沈着性腱炎だったといいう事も少なくありません。 腱板は肩甲骨と上腕骨を繋ぐ4本の腱で、上から棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋で構成されていて、そのうちの棘上筋の損傷が多くあるようです。また、棘上筋が損傷すると、その負担により棘下筋まで損傷してしまう事もあります。 腱板損傷は自然には治らないため、状態が良くなければ外科手術しかありません。時々、いつの間にか治ったという話を耳にしますが、それは腱板損傷ではなく、疑いというだけだったと考えるのが自然だと思います。 石炭沈着性腱炎は肩関節にカルシウムが溜まることで炎症が起きてしまいます。これも自然には治りません。この二つ以外にも、最近注目されているのが新生血管です。新生血管とは正常な血管から枝分かれした新しい血管の事です。新生血管はもろくて血液がもれやすく、もれた血液中の白血球が炎症を引き起こす要因になったり、血管に沿って伸びる神経が痛みを脳に伝達するとも考えられています。 これらに共通するのは、関節可動域の減少です。肩関節の可動域が減少すると胸椎に影響が出る他、その上下にある首や腰にも負担がかかります。また、腕を挙上した姿勢では腰が反れてしまうため腰痛を発症しやすくなります。人の動作は対角螺旋で動くので、主に回旋で使われる胸椎が動かなくなると、日常動作はもちろん、スポーツパフォーマンスの低下になります。関節の動きはストレッチだけでは改善できない事が多く、場合によっては逆効果になる事もあります。 例えば、関節可動域を広げるにはストレッチが有効とされてますが、場合によっては筋や皮膚を伸ばしたい方向とは逆に収縮させた方がよい場合があります。収縮については専門的な技術が必要なものもあるので、肩の障害でお悩みの方はご相談下さい。 …

腰痛(腰椎椎間板症)

腰痛

腰痛にはいくつかのタイプがあり、それぞれに対してアプローチ方法が異なりますが、いきなり外科的な手術が必要となるものは少なく、多くは徐々に進行していくので、悪化する前に対応しましょう。 今回は、腰痛の中でも比較的多いとされている椎間板の痛みをテーマにしました。椎間板は外側が線維輪で中心が80%が水分の髄核で構成されています。これが、背骨の椎骨間にあり、地面からの衝撃を吸収する役目などをしています。 そのため、椎間板には常に負担がかかり続けているのですが、そこにストレスや加齢などの影響を受けると、髄核がズレて痛みが出たものを腰椎椎間板症といいます。 そもそも、人のカラダは加齢とともに水分が減っていきます。また、椎間板に負担がかかり炎症を起こしても水分が失われます。 水分が失われると周辺組織にまでダメージが広がり神経が刺激されて痛みが現れます。腰椎椎間板症では前屈やひねり動作で痛みが強く現れますが、腰以外の箇所に痛みが現れる事もあります。 例えば、腰痛でMRI検査をすると、正常な椎間板は白く写るのに対して、椎間板症だと黒く写ります。椎間板ヘルニアのように椎間板が飛び出す事はありませんが、放置していれば椎間板ヘルニアになる事もあります。 先にも話しましたが、椎間板の中心にある髄核は80%が水分なので、加齢による水分量減少の影響を受けたり、就寝中に髄核の水分が分散するため、目覚めてから椎間板に水分が 戻るには数時間かかり、その間は椎間板の弾力性は低下しているのです。 椎間板の負担を減らす方法としては、腰筋などの筋力を高めたり、姿勢や動作の影響を受けやすいので、歪みを正して、正常な動作が出来るようにする事が大切です。 …

肩関節障害が他の関節に与える影響とは

肩の痛み 腰痛

肩関節の障害では、中年以降に発症する四十肩や五十肩が有名です。発症すると完治には、平均一年はかかるので、その間に他の関節への二次障害が起きやすくなります。 例えば、肩関節は鎖骨と肩甲骨が連動して動きます。この連動が妨げられる事で胸椎の動きも悪くなります。胸椎は体を回旋させる動きに重要な関節でもあり、胸椎の動きが悪くなると、回旋に関わる仙腸関節(骨盤)の動きも悪くなります。仙腸関節は、もともと2ミリほどしか動かない関節のため、硬くなりやすいものですが、その僅かが動かなくなると、体幹をうまく使えなくなります。 特に野球、テニス、ゴルフといったバットやクラブなどを振るスポーツは一気にパフォーマンスが低下して、様々な不調が現れます。また、肩の可動制限で腕が上がりずらくなると、腕を上げる動作時には腰を反らす形になるため、腰を痛めることに繋がります。これは、ほんの一例にすぎず、職業やスポーツなどでは思いもしない不調が出る事もあるのです。また、肩と遠く離れた箇所に現れる不調だと、それが肩のせいとは気づかないため、改善を遅らせ慢性症状に繋がる事もあります。 これらを回避するには、改善の先延ばしをしないで、都度改善に努める事が重要なのです! …

小中学生に増えてる首の不調

首の痛み 肩こり・首こり

今までは身体の痛みのトップは腰痛でしたが、ここ数年は腰痛を超えて首の痛みで来院する人が増えています。首の不調の要因は様々ですが、最も多いのは姿勢での影響です。 猫背姿勢を例にすると、背中を丸めた姿勢をしていれば、自然に顎が前に突き出してしまいます。成人の頭の重さは6キロ前後あるので、首を最大角度の60度まで傾けた場合は、首に27キロ程の負担がかかります。 その負担は後頭部周辺の筋肉群に緊張状態を作り出し、負担が蓄積したまま首を動かし続けていると、関節軟骨が肥大増殖していき、骨に棘状のでっぱり(骨棘)が現れる事があります。 骨棘が出来ると神経の通り道が狭くなるため、神経が圧迫されやすくなります。また、椎骨動脈の血流が悪くなると、目眩、耳鳴り、頭痛などが出やすくなります。 首の負担を減らすには、頭が背骨の上にバランスよくのる姿勢を保つことが望ましいのですが、現代のようにスマートフォンが欠かせない時代になると、うつむき姿勢をしない方が難しくなります。特に小中学生は、スマホゲームに夢中になって何時間も下を向いているという話も耳にします。 辞めるのは無理としても、合間には姿勢を正して首の負担を減らしたり、軽い運動をして筋肉が硬直しないようにするなどの対策をしないと、近い将来には、首の不調は国民病のように増えるかも知れません。 …

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