頭蓋後頭部と頚椎の上部をまたぐ筋肉には筋紡錘とよばれる伸張受容器があります。 

筋紡錘は、筋が急激に伸ばされても損傷しないようにする見張り番の役目をしています。

例えば、子供のころに膝の下を手で叩いて、膝がはね上がる遊びをした人もいると思います。 私も子供の頃はよくやりましたが、これは膝蓋腱反射というビタミンB1不足による栄養障害の検査などでも使われています。 

実際には、手ではなくて打鍵器という器具を使って、筋紡錘が正常に働いているかをみているのですが、もしも、この筋紡錘が原因で、筋の過緊張状態が続いた場合、筋と関節に可動制限が起こります。
また、筋紡錘の興奮が高まると、感覚機能が誤った情報を伝えてしまうのです。

背中を丸めて顎を突き出すような姿勢をしていると、首が緊張して筋紡錘に影響します。そうすると、筋の働きが乱れるために、さらに姿勢維持が難しくなるのです。