人間の関節には、目には見えませんが、僅かな遊びがあり、重要な役目をしています。
多くの人は、関節に遊びがある事や、それが重要な事とも思っていないかも知れません。

しかし、関節の遊びが日常生活において重要な役目をしている事だけは間違いありません。

運転をする人ならご存じと思いますが、自動車のハンドルにも遊びがあります。 もしも、遊びがなければ、ハンドルを少し動かしただけでタイヤが動き、真っすぐに走る事も難しくなります。また、路面の凹凸や振動がダイレクトに手に伝わったり、ハンドルが震えたりもします。

こういった機械の可動部には、油を充てんして滑りを良くする事で、摩擦による摩耗を減らしていますが、これは人間の関節にも同じ事が言えるのです。

関節の遊びには、衝撃を吸収する役目はもちろん、潤滑油の役目をする滑液で満たされているために滑りや転がりが良くなり、あらゆる動きをも可能にしています。

しかし、関節の動きに自由度がなくなると、筋肉も自由に動かないため、正常な働きが出来なくなります。 そして、筋肉の働きが悪くなると、関節の異常はさらに悪化してしまいます。

関節痛は、正常な遊びが消失した時に現れ、関節機能障害は、捻挫や筋緊張、あるいは一定方向に偏る負担などで起こります。

痛みや違和感などが現れる場所は、関節機能障害が起きている箇所より離れたところである事が多いために、関節機能障害を見つけるには、動作や触診などによる全身の検査が必要になります。 

遊びは目に見えないので、施術を終えた後の動作で比較すれば、その違いはあきらかです。 
また、姿勢や柔軟性の変化なども、写真で比較する事が出来るので、『関節の遊びの重要性』は実体験で知る事が出来ます!