一般的には運動神経の善し悪しは生まれつきと思われています。

天性の素質をもって生まれてくる人がいるのは間違いないですが、全体的には、環境や訓練といった後天的なものが運動能力の高さを決めると言われています。

自分に適した種目、場所、良いコーチ、正しい身体の使い方などの条件が揃っていれば、運動能力はみるみる向上するはずなのです。

しかし、一年を通じて、コンディションを一定に保つ事は出来ません。日常動作はもちろん、より大きく動かなければならないスポーツ動作には疲労や怪我がつきものだからです。

正常なスポーツ動作では、反動動作、運動連鎖、捻転動作をする事になります。

例えば、遠くにボールを投げる動作は、ボールを投げる前の反動動作を作り、体幹を捻転させながら⇒肩⇒肘⇒手首⇒指先へと連動させてボールが手から離れます。しかし、筋疲労や怪我の完治後などは、筋緊張や関節に拘縮が起きている事が多く、筋出力低下や運動連鎖が妨げられて、正しい動きが出来ないのです。

筋力や持久力はトレーニングで少しずつ高められますが、それらも、関節の拘縮を解き、可動域を広げれば、より筋や神経への働きが広がります。

しかし、スポーツ動作は、関節が正常に動かなければ、軌道がズレてしまい、思った方向に力が出なくなります。 正しい動作を習得するには運動連鎖の正常化が不可欠なのです!