どうして猫背になり、どうすれば治るのか?

猫背は立ち姿勢より、座位姿勢でなる事が多いといわれています。

背中を丸めて立つと、体の中でも重い頭が重心線からズレるので、疲れる姿勢になりますが、座位だと身体の接地面が増え、椅子やソファーなどにもたれかかる姿勢による、筋力をあまり使わない、楽な姿勢が出来てしまいます。

こういった楽な姿勢が、筋力低下に繋がり、背筋を丸めてしまうのです。猫背は、脊柱のS字が崩れて背中が丸まった姿勢の事ですが、正式な名称ではありません。

初期なら、意識的に身体を起こす事は出来ますが、長期になると、身体を起こしたつもりが、胸椎の硬さで腰が反ってしまいます。

猫背の改善には、硬くなっている脊柱関節の動きを回復させてから、大胸筋や腹筋群の緊張を取り除きます。そして、低下した脊柱起立筋の筋力を回復させるのです。 

特に重要なのは、脊柱の動きを回復させる事です。

丸まった背筋が伸ばせない状態で、その後の操作をしても、効果が半減するからです。

一旦伸びてしまった筋肉と緊張した筋肉の比率を調整するには、ある程度の時間も必要だし、何よりも本人の努力が必要なのです。

それでも、先々の事を考えると、面倒とは思わずに、動けるうちにやる事が大切なのです。


同じ背中の丸まった姿勢でも、高齢者に多いのが円背です。

高齢者は、骨粗しょう症になっている方が多いため、圧迫骨折で脊柱の前部が潰れて背中が丸まってしまう事があります。また、脊柱管狭窄症の方も、腰を反ると痛みが強くなるため、楽な前傾姿勢で背中が丸まってしまいます。猫背も円背も、背中を丸めた姿勢ですが、昔読んだことのある書籍では区別しているものと、同じに書かれているものがありましたので、直るか直らないの違い?なのかも知れません。

いずれにしても、背中の丸まった姿勢は、内蔵機能の低下や便秘などに繋がります。早期改善、そして、なりにくい身体作りが大切です。

※猫背が気になる方、症状の緩和改善、予防に興味のある方は、骨格ケアセンターの施術を受けて下さい。