人の動作は、前後屈、左右側屈、左右回旋の6つが複合的に組み合わされています。

これらの動きは、体重移動なしに行われる事はありません。

体重移動と重心移動は同じと思われがちですが、厳密には身体の重心は不動なので、体重を移動する事で重心位置を変えています。

人の体の重心は臍下丹田にあります。

そのため、人が活動する時は、体重移動を繰り返す事で、重心位置を移動させるしかありません。しかし、その重心移動が上手く出来ない人がいます。

特に運動の苦手な人は、ダイナミックな動きをしないために、関節可動域が狭くなりやすく、体重移動を学習出来ないからです。

また、運動する人でも、怪我をしたり、引退して体を動かさなくなれば、関節や靭帯は瞬く間に硬くなるので、現役時代に出来た動きが出来なくなります。

例えば、左側屈時の体重は、左足は親指側で、右足は小指側にかかりますが、右足を怪我した場合、右足小指側に体重を乗せる事が出来ないので、左足だけに体重を乗せようとします。

そうなると、不要な箇所に力が入るために、余計な筋緊張が起きてしまいます。

これは、身体の使い方を間違えている人にも多くいます。

こういった不具合は、どの方向に動かなくなっているかを知り、その動きに関連する箇所を調整して、正しい動き方を理解していけば、激変させる事が可能なのです。

動きを制するには、体重移動を制する事が近道なのです!