ただいま、手技療法家向けの教材DVDが発売中です。


DVDでは空手の術理が応用できるので、その一つとして、体の使い方を伝えたかったのですが、私の腕や体がカメラを邪魔してしまい、実際と違う姿勢をしなければいけない箇所がいくつかありました。


その時の姿勢やポジションは正しくないので、手元の何をしているかを参考にしていただければと思います。


また、言い訳になりますが、撮影前日は緊張して寝むれなかったので、頭がまわらず活舌の悪さも目立ちました。


その辺はご勘弁願います。


この手技療法は、私が師から学んだ技術が根底にあります。


その理論とは、人には利き手脚があり、左右対称ではないというものです。


左右対称でないものを矯正するには、矯正方法も左右で変える必要があります。


人類の大半が右利きなので、およそ八割以上の方に、その理論は当てはまると考えています。


ただ、私は空手家なので、矯正も空手の術理と照らし合わせて違った角度からも考察してきました。


私も左利きですが、全ての人が右利きの構えで稽古をします。


そして、その上で右手足以上に、左手足を使わせるようにしています。


また、空手の他に居合もやりますが、刀は左腰に帯刀するのが決まりです。


しかし、何年も続けていると、右手が左手よりも使いやすくなりました。


このことから、普段は右利きでも左が強くなったり、日常生活は左利きなのに、右手が得意になる事があるわけです。


例えば、一般の人でも、軸脚になる側を怪我して反対脚を軸足にしていたら、その癖がついてしまう事があります。


もちろん、こういった事例を除いても、右利きが多い事は間違いありません。


利き手の得意な方向に歪む事を基準にしておくと、基本通りのパターンで矯正すれば、80%程の人に対応でき、利き手と逆に歪んでいる場合は、そこに不調の原因があると推測できます。


それがわかってからは、再現性と持続性がさらに高まり、どちらに矯正すれば良いかと悩む事がなくなりました。


歪みや捻じれが生じると、体は傾むきます。


傾いた体でバランスを取ろうとすれば、普段と違う箇所に過度な筋緊張が起こります。


それが、不調に繋がるのですが、これは地球上で活動する限りは避けられない事です。


言い方を換えると、大なり小なりの違いはあっても、歪まない人はいないのです。


問題となるのは、過度な歪みと、先天的に骨格に構造上の問題がある方や、事故などで、後天的に構造が変わってしまったケースです。


その大半は、医師に手術以外にどうしようもないといわれて、諦めている人も少なくありません。


構造的な問題がある人に機能的な歪みが加わればどうでしょうか?


症状はさらに悪くなるはずです。


それらの辛い症状をを少しでも解消してあげられるのが、この手技だと思っています。


そのヒントだけでもDVDで伝えられれば幸いです。