慢性的な腰痛のために、コルセットが手放せない人がいます。

特に力仕事や運転の仕事をする人に多くみられますが、高齢者も少なくありません。

コルセットを着用すると腰椎が固定されるので、痛みの軽減や、精神的な安心感に繋がるのは間違いないですが、それと同時に腰複部は筋力低下してしまう事も確かなのです。

痛みを我慢しながら動き続けるのは、腰椎を痛める原因なので、好ましくないですが、中には、痛みがなくても安心感を得るために着用したり、付け外しが面倒という理由だけで、一日中着用したままの人がいます。

こういった人は腰部の筋力低下が起きてしまうため、コルセットを外した時に体幹が弱くなり、腰痛が悪化しやすくなります。
また、コルセットで腰部を固定すると体幹が動かないので、体幹主導の運動連鎖が妨げられてしまうため、他の関節に負担がかかってしまうのです。

コルセットは、作業の合間や就寝時はもちろん、必要のない時は着用しないで、筋力低下が起きないように、軽い腹筋や背筋運動は心掛けるべきです。

その際に、注意するのは、前屈で腰痛が出る人は背筋を、後屈動作で腰痛がある人は腹筋をと工夫する事が大切です。