人の体には200の関節があります。

体は、一関節だけで動く事が出来ないので、それに連動して他の関節が動きます。これを関節の『運動連鎖』といいます。

ボールを投げる上体の動きを例にすると、体幹から末端に繋がる運動連鎖が正常であれば、大きな力が発揮できるので、ボールは速く遠くに投げる事ができますが、体幹の動きが悪いと、腕で投げようとするため肩や肘に負担がかかります。

体幹は背骨を軸に対角螺旋の動きをするので、その運動が妨げられて、十分な回旋が出来ないと、腕を振る時の関節の角度に影響します。 すると、肩関節を過剰に動かさなくてはいけないため、筋や関節を痛めるリスクが高まります。 そして、肩の過剰な動きが、肩周辺の筋緊張や炎症に繋がると、それを代償して肘や手首に過剰な負担が加わるのです。


これが、痛みが連鎖する仕組みです!


これらの治療に、電気や湿布が使われる事が大半ですが、根本的な問題となっている、関節機能障害が残っている限りは、一時的な解決でしかありません。

スポーツに真剣に取り組んでいる方は、慢性的な『スポーツ障害』になる前に対策をするべきだし、仕事を快適に続けたい人は『慢性痛』になる前に、『関節機能障害』を取り除いて『体の使い方』を見直していくべきなのです。

関節機能障害は早期であれば、原因となる関節の調整で改善しますが、多くの場合は、1か所に問題が起きると、代償動作による『姿勢の崩れ』『二次障害』が起こります。
その場合は、一次障害を改善した後で、二次障害を改善する手順が必要なため、時間も倍必要になります。

また、根本改善とは、二度とならないという事ではないので予防が大切なのです!