骨格ケアセンターの渡邊英司です。


病気や怪我で、安静期間が続くと、筋力低下や筋委縮が起こります。また、身体を動かさないでいると、脳の働きが低下して気力が失せたり、関節の拘縮も起こります。


病気や怪我の治療には、急性期、回復期、維持期があり、リハビリが必要な人は回復期に始めますが、その間にも、体の機能低下は進んでいくため、リハビリ開始が遅れれば遅れるほど回復が困難になります。


1週間の安静で20%程の筋力低下が起きるのに対して、筋の回復は倍以上の時間がかかります。

これは、リハビリを例に挙げていますが、怪我や病気でなくても、身体を動かさない方に当てはまる事なのです。


例えば、腰痛予防に腹筋や背筋が良いのは、鍛える事で、筋肉をコルセット代わりにするためです。早い人は20代で衰えを感じる事があります。30代、40代となれば、さらに身体を使わなくなります。

そういう方に、筋トレを勧めても無理と言われそうですが、後々後悔したくない人は、今から軽い運動でも良いので始めて下さい。


最初は面倒に感じても、最初の1か月を頑張れば筋肉や神経の働きが促通されます。

目に見える効果が感じられなくても、3か月後には細胞が太くなり、筋力が付いた事が感じられます。

動ける身体になれば、行動の自由度が広がります。

今はなくても、やりたい事が見つかった日のために、チャレンジ出来る身体が維持できるのです!