病気や怪我などで、安静にしている時間が長く続くと、筋力低下や筋委縮が起こります。また、身体を動かさないでいると、脳の働きが低下して気力が失せたり、関節の拘縮も起こります。

あまり、気づかないかも知れませんが、寝たままの状態でいると、全身の関節が硬くなり、あっという間に関節可動域が狭くなってしまいます

病気や怪我の治療には、急性期、回復期、維持期があり、リハビリは回復期に始めますが、その間にも、体の機能低下は進んでしまうので、リハビリ開始が遅れれば遅れるほど回復が困難になるわけです。
ちなみに、1週間で20%程の筋力が低下するのに対して、筋の回復は倍以上の時間がかかります。 これらの事から、リハビリは必要ない方でも、安静にした時間があったのであれば、筋力トレーニングをした方が良いのです。

例えば、腰痛予防に腹筋や背筋をしなさいと言われた方もいると思いますが、これも鍛える事で、筋肉をコルセット代わりにするためです。
これらは、病気や怪我以外でなくても、運動不足や加齢で機能低下が起きるという事です。
筋力トレーニングいうと、運動をしない人や高齢者には無理と思われそうですが、そういった人は軽い運動から始めると良いのです。

最初は面倒でも、動けない事より、動ける事の楽しさがわかる日が来ます。

最初の1か月は筋肉や神経の働きを促通させる期間なので、目に見える効果は感じないかも知れませんが、3か月を目安に細胞が太くなり、筋力が付いた事が感じられます。 行動の自由度を広げる為に、自分自身のために頑張れば良いのです。