骨格ケアセンターの渡邊英司です。


運動連鎖とは複数の関節が連動して動く事です。

例えば、腕を伸ばしたまま、手首を回旋させると、連動して肘や肩が一緒に動きます。

同じ事を肘を固定した状態で行うと、他の関節に負担がかかる事がわかるはずです。

これは、運動連鎖が途中で妨げられると、一関節にかかる負担が増えてしまうという事です。


もしも、痛みの原因が運動連鎖障害である場合、患部を治療しても、痛みが消える事はありません。

テニスやゴルフをする方だと、手首や肘痛が起きる事がありますが、こういった運動連鎖が出来ていない箇所を正常に整えるだけで、患部の負担が減り、痛みの解消や障害予防になります。

これは、全身の関節にいえる事なのです。